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【痙性斜頸〜完治をめざして〜】首のジストニアになった話 ②

痙性斜頸の再発

首を傾げてるような、右側に傾くパターンで再発しました。

再発して改めて気づいたこと。

『原因不明だけど、原因を突き止めないと治らない』

首が曲がっているけど、これはきっと首だけが原因ではないはず…。

 

そこで、発症するまでの生活パターンを振り返りつつ、自分の身体に意識を向けてみました。

自分の身体を注意深く観察すると、あることに気付きました。

 

イスなどに座ると、自然と少し左側を向いているのです。

ほんの少しですが、癖のようになっていました。

 

思い返せば発症したのは転職して2ヶ月が経ってからくらいでした。

一番端っこの席だったのですが、右斜め前の方と目が合わないようにと、パソコンをできるだけ左側に置いて、少しですが左側を向いて仕事をしていました。

 

あれが大きな原因に違いない。

それで左側を向く癖がついて、身体に歪みが出てしまったんだ。

 

新しい職場で緊張感やストレスがあったのも関係したかもしれません。

もともと無意識に身体に力が入るタイプでしたが、常に身体がこわばった状態で、左側(ほんの少しだったのですが…)を向いていたのが原因だと思いました。

 

それと、ストレッチをすると右側(利き手側)の肩甲骨あたりが引っ張られる感じがありました。

もともと極度の肩凝りで、ストレッチもせずに運動不足でもあったのですが、肩甲骨が癒着しているのだと分かりました。

そこで、『肩甲骨はがし』を意識して行うようにしました。

鍼灸院や整体でも肩甲骨をはがすストレッチを勧められたので、これも1つの要因だったと思います。

模索する日々

原因は何となく見えてきたので、身体の歪みを取る方法をアレコレと試す日々が始まりました。

長くなりそうなので、私が試したことを、コチラにまとめました。

痙性斜頸(首のジストニア )の完治を目指してやってみたこと痙性斜頸になり、素人ながら色々調べて、様々なことを試してみました。 治療薬である抗うつ薬は抵抗があったため、素人判断ですが...

 

今も模索中ですが、日に日に良くなってきました。

一番良かったのは、身体についたクセ(歪み)を徐々に直していることだと思います。

 

立っている時、座っている時、均等に足裏に力が入っているか?

骨盤の位置は同じか?どちらか前に出ていないか?

肩の高さは同じか??

などと、自分の身体を注意深く観察しています。

そうすると、左側の足の方に力が入ってないのが分かったり、無意識に左側に身体や顔が向いたりしていることに気付きました。

 

何が正しくて、何が間違いか手探り状態ですが、その悪癖を自己流で治すために模索中です。

まだまだ道のりは長いですが、「完治しました!」と断言できる日は近いうちに必ず来ると信じています。

 

まとめ

自分自身がこの病気になった時に、周りに同じ病気の方もおらず、誰にも辛さが分かってもらえず絶望しました。

ネットやツイッター上では同じ病気の方を見つけられても、数が少なく、情報や体験談も多くはありませんでした。

先が見えなかった、発症して半年以内くらいが一番精神的に辛かったです。

 

個人的な感想ですが、ある程度は病気のことについて調べたら、それ以上はネガティブな情報は入れない方が良い気がします。

病気を知るのは大事だけど、画像や動画は時にネガティブな思考に引っ張られるので、私は見ないようにしていました。

逆に治った方などの情報を必死に調べては、ほとんど手がかりがないまま、色々と試してみました。

 

何度も泣いたし、何度も絶望したし、今でも戦いは続いてます。

辛い時はガマンせずに泣きましたが

「泣いたって嘆いたって治るわけではないんだから、上手く付き合っていくしかないか」

と割り切りつつ、3歩進んでは2歩下がったり、振り出しに戻って悪化したり…を繰り返しながら今に至ってます。

でも諦めなかったら、外出もできるほど改善しました。

 

人それぞれ原因も違えば、症状の重さも違うので、同じ病気だからといって一概に一緒ではありません。

私は自分が発病してから同じ病気の方のブログを読み漁ったりしたので、いつか自分の体験談を残し、何かしら誰かのお役に立てればと考えていました。

 

珍しい病気なので、周りには同じ方がおらず心細いかと思います。

私も同じでした。

症状もそうですが、人目が気になりますよね。

私もそれが何より辛かったです。

普通に前を向ける、普通に歩けるってなんて幸せなことなんだろう…と、改めて思いました。

その「普通」が、なぜこんなに難しいのだろうと。

世の中にはたくさんの病気がありますが、同じように「普通」に過ごせるよう頑張ってる方がたくさんいると思います。

 

私もまだまだ模索中ですが、みんなが一日でも早く良くなることを願っています。

必ず「完治した!」と言える日を信じて。